新規採用教員が意識しなければならないこと②

教育

みなさんは「良い先生」と言われ、どんな先生を思い浮かべるでしょうか?

①有名大学への指導ができる、学習面の優れた先生。

②生徒思いで親身になってくれる先生

③厳しく、あらゆる場面で指導する先生

等、様々な基準があると思います。もちろんどれも優秀な先生になっていく中では、必要不可欠なスキルだと思います。しかし、教育・生徒と関わっていく上でもっと重要な土台となる部分があるのではないかと私は思います。

そんなポイントを今回は2点紹介していきたい思います。

授業の「号令」

規律!気をつけ!礼!

お願いします!

ほとんどの学校で、授業が始まる前に行うのではないでしょうか?各授業で全部の先生に行いませんか?生徒は適当に挨拶していませんか?この「儀式」は何のために行なっているのか考えたことはありますか?

私の経験上クラスの雰囲気がとても出る場面だと考えています。適当になってしまうクラスは何かしら問題が起きてしまうことが多いです。なぜなら、人の話しを聞けないからです。この何でもないような儀式に「人を大事にする」「人の話を聞く」という要素が詰まっているからです。

これは、私の勝手な解釈だと思いますが、

「気を付け!」自分の姿勢は整えましょう。(背筋を伸ばす・心の姿勢を整える。授業へ向かう姿勢)

「礼!」→50分間授業をお願いします。(感謝の気持ちを込める。)

と私は考えています。もちろん先生も同じ気持ちで毎授業します。

 

生徒→授業を私たちのために作ってくれて感謝&お願いします。

(作ってくれては表現がおかしいですね汗)

 

先生→50分間授業を聞いてください。一緒により良い授業にしましょう。

言葉に出さなくても、この気持ちを持つことが重要だと思います。だから、この「気を付け!礼!」を儀式にしてはいけないと思います。毎授業に感謝の気持ちを込める所作だと思います。

姿勢を整える。

先日、友人からこの「姿勢」という言葉でいい話を聞きました。寺のお坊さんの話しだったそうです。そのお坊さんの言葉の中には、

「よくお墓にくる時に、お花だけ持ってきて適当に拝んで帰られる方がいる。お花を手向けてあげるだけではダメです。亡くなった方への慈しみの心を持つことが重要となります。」

お墓参りをするという行為ではなく、ご先祖様への「いつも見守ってくれてありがとう」と思う感謝の気持ちが大切であるとお話しをされたそうです。

これは、お墓参りの場面だけでなく、あらゆる場面で重要となることだと感じました。

「姿勢」という言葉には2つの意味があると考えています。

1つ目が他人から見ても、背筋が伸びていて立ち姿がかっこいい。

2つ目が心の所作。

「姿勢」が良い生徒・選手は成長スピードも早いです。

まとめ

今回は2点紹介させて頂きましたが、何気ない当たり前となっている習慣や言葉を立ち止まって、「なぜ、行なっているのか?」「なぜ、この言葉なのか」を考えていくことで、生徒の人間性が成長していくのではないでしょうか。

また、改めて色々とシェアさせて頂きたいと思います。

他にもみなさんが意識して伝えていること等ございましたら、紹介してください。

 

 

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