日々の気づきと学び

指導者

この教員という職業は、日々難しい職業だなと思い知らされます。

学業の面はもちろん、その生徒や児童の「人間性」の成長に寄与していかなければいけません。担任として、毎日観察をすることを心がけていますが、ちょっとした心の変化に気づけないことも中にはあります。

今では、オンラインでの学習を増えてきており、某学校では全てオンラインでの学習となっているそう。そんな学校が増えてきている中で、いわゆる普通校では毎日、登校させて集団での学習に取り組み、集団での行動となり時代に逆行しているように見えると思います。

そこでの私なりの気づきをシェアできればと思います。

集団での授業で垣間見れる、その生徒の「集中力」

未だに、この集団での授業がある大きな理由は私はこのポイントではないかなと思います。

このポイントとして私は3つあります。

①人の眼を見て、反応をすることができるか。(頷くこと、発言すること等)

恐らく、多くの人は小学生の時に先生からは、

人の話を聞くときは、人の眼を見ましょう!

と指導されてきていると思います。これが、「聞く能力(反応する力)」の第1歩だと考えています。

しかし、成長していくにつれて「当たり前」「できて当然」という感覚に、教員もなってしまうのか言わなくなってしまいます。皆さんの周りの大人の人は、人の眼を見て話しを聞けていますか?反応できていますか?

②姿勢

毎回の投稿でうるさいなーと思うかもしれませんが、これだけは言えます。

「姿勢の良い子で成績の悪い者はいない」ということです。

これは、集中力が大きく関わってきていると思います。「眠たい」「めんどくさい」「疲れた」等、色々な理由があると思いますが、成績に振るわない子は必ずと言っていいほど、姿勢が悪くなります。

このポイントを指摘するだけでも、大きく変化すると思います。

③指摘したときの反応を見る

ここは、その生徒が真剣に向き合っているかが、ポイントとなりますが私が見るのは「眼」です。

真剣に捉えていない子は視線が泳ぎ、目が合わないのです。(この時の姿勢も見てみると面白い発見があります。)

このような生徒がいたときも、根気強く指摘してあげることが重要な教員の役割ではないかなと考えています。

聞く耳を持たせる

結局、色々と書きましたがその対象の子が聞く耳を持ってくれなかったら、時間の無駄をなってしまいます。

そこで重要となるのが、具体例を提示することが1つの方法であると思います。

例えば、

見た目を気にすることは重要だ!

何でですか?別に人に迷惑かけてないから何でもいいじゃないですか!

靴の踵を踏んづけて、靴下をだらしなく下げて履いている生徒が人に気を遣えますか?足元は自分の眼から一番遠くにあります。視線に入りづらいところに気を遣えない者が、人に気を遣うことなんてできますか?まずは、自分の心を整えてください。

これは、一例ですが靴の踵を踏む人の心理は①めんどくさい ②履きづらいからスリッパにしたい ではないかと察します。人から見ると、①物を大事にできない ②人に気を遣えない ③だらしない ということを周囲に教えているのと同義だと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか?これは、あくまでも私の見解ですので、色々な方法や指導方法があると思います。どちらにせよ、「観察」して「伝え続ける」ことが重要であるということです。

他にも「こんな指導方法があるよ!」というご意見等ございましたら、シェアして頂けたら幸いです。今回もありがとうございました。

 

 

 

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