とあるサッカーチームのセレクションでのこと。選考をする方に話しを聞きました。

選手を見るときの選考基準とかってどういったところを見ているんですか?
この選考基準に、私はびっくりしました。確かに、「人間性」が出るな・・・と思いつつ私自身も常に気をつけなければならないと思い知らされました。
最後のラインまで踏める人
はて??なんのこと?
と思うかもしれません。これは選考のところで100mダッシュを10本ほど入れるそうです。(100%でのダッシュ)その際に線を踏んで折り返すことができるかできないかで、その人の貢献度合いがわかるとのことでした。プレー以外のところが選考基準?!ここにもびっくりしましたが、
みなさんも経験があると思います、

きつすぎる・・・止まりたい・・・サボりたい・・・
と思ったことはないでしょうか?私は、練習の時はそうなることがたくさんありました。この何気ない練習の中で、「人間性」が詰まっているということに「なるほど・・・」の一言。
暑い中や、後半の最後のきつい時間に「手を抜く」「心の隙」があると勝負事は負けてしまいます。こういった細いところに「人間性」が出ると思い知らされました。
人がやりたがらない仕事を積極的にやれる人が大成する
松下幸之助、本田宗一郎は従業員のトイレを綺麗にするということをこだわって行なっていたそう。普通、「トイレ」=汚い というのがイメージだと思います。
しかし、このトイレを綺麗にするという行為こそに、「心を整える」「更なる成長」に繋がることを強く強調していました。
これも人がやりたがらない仕事を積極的に行い、貢献するという「人間性」が滲み出てくる行為です。私が経営者だったら、こういった人材に責任のある仕事を任せたいな・・・と思います。
なぜなら、「何事も手を抜かない」からです。
学校現場だと、掃除の時間があると思いますが、そこに全てが集約されています。(この時間の生徒観察は面白いです。)積極的にやる者・手を抜いてサボるもの・しゃべっていて全然作業をしない者等。
この「掃除」をするという意味も教員が伝えていく大きな役割であると思います。こういった細いことを意識することによって、人として大きく成長させていくのです。
まとめ
いかがだったでしょうか。きついこと・嫌なことを積極的に行える人材を育成していくことが「教員」の役割かもしれませんね。どこの社会に出ても通用する人材というのは、案外些細なところに詰まっているのかもしれません。
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