新年度も2ヶ月が経過し、暑い夏が近づいていますね。
私はというと、1つのカテゴリーを任せていただき、日々選手たちと成長できるように奮闘しております。
この2ヶ月間、あっという間に過ぎてしまいました。みなさんはここまでいかがお過ごしでしょうか。
今日は、この2ヶ月間での私の「サッカーのトレーニング(以下:TR)メニュー」についてお話しできればと思います。
当たり前のことを当たり前に
私は、本来はカテゴリーを持つはずではなかったのですが、顧問の関係で急遽見ることになりました。
私が受け持つことになったカテゴリーは約50名弱。
TRの質はというと、
①TRのためのTRになっている(オーガナイズの設定ミスも含まれる)
②選手のモチベーションがバラバラ
なかなか前途多難なカテゴリーだな・・・と思ったのが正直なところです。
しかし、裏を返せばそこまでサッカーがここまで浸透していないから色を染めやすいのではないかと考えました。
まず、私がカテゴリーを持つ上で意識したことは
①返事をさせる(一人でやっているわけではない)
②物を綺麗に置く(第3者からの見られ方)
③周囲の状況をよく観察させる(用具が足りない・相手が気持ち良くプレーできる環境設定)
でした。
なんだ・・・当たり前じゃんと思うことを指導者側が
「かみ砕いて」「なぜ、行わせる必要があるのか」
説明することが重要であると思います。意外とできていない者が多いのではないでしょうか。
しかも、何回でも言い続けていくことも重要となります。

何回も言わせるなよ!!
という言ってしまう指導者も多いのではないでしょうか??
選手が「この人の信念は折れないな・・・」と思わせられるまで、頑張りましょう笑
「対面パス」の重要性
2人組での「対面パス」を私は30分以上やらせます。(レパートリーは何種類か組み合わせます)
ほとんどの指導者はこんなに長い時間、この対面パスに時間を費やさないのではないでしょうか?
なぜなら・・・選手が飽きてしまうと指導者側が思っているから。
しかし、このメニューは求めれば求めるほど、選手はやり続けます。(めっちゃ汗かきます)
私がこの対面パスに求めるのは4つ
①相手と目を合わせながら行う(ボール1:周囲9の割合)
②ボールの「静止」の定義の共有(止める際はボールの回転はなし)
(⇧かみ砕いて説明しています)
③ボールを渡す際は、相手の近くでボールの回転がかかり、相手に足の裏を見せないようなフォーム
④姿勢を良く(身長が高く見えるように)
基本的にはこれらの動きが「スムーズ」になるように促していきます。
集中力が続かない選手はすぐに飽きてしまいます。こういった選手はおそらく学校内での生活も集中力が続いていないと思います。(もちろん、試合でも集中力が切れます)
こう言った選手のあるあるの言い訳は

俺は、ドリブルが好きだから!
といったことを言ってきます。
しかし、この対面パスはあくまでも重要な「手段」
なだけであってこれができてから違う選択肢(ドリブル等)が出てくると私は考えます。
サッカーという競技の特性上
「いかに早く、正確にゴールまで運べるか」
ということだと思います。即ち、
「人(仲間)と共に協力して」
というのがこの競技のテーマなのではないでしょうか。
だから、「人を大事にする」「周囲に目を配る」ということが、TRの中でも腐るほど言えると思います。
チームとして大事なボールを責任もって運ぶためにはまずはこの「止めて・渡す」ということだと思います。(これができてから自分のストロングポイントを出すべき)
これからはこういった、チームとして大事にしていることをしっかりと浸透させているチームが人気が出てくると思います。(youtube・SNS・動画の普及により)
最後に
いかがだったでしょうか。もちろん色々な、指導方法があると思います。この色々な指導方法を自分なりにかみ砕いて選手へ伝えることがチームとして、はたまた指導者として成長していくためには不可欠なことなのではないでしょうか?
次は、もう少し私が意識しているTRメニューをご紹介させていただければと思います。
いつも拙い文章を読んでくださりありがとうございます。
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