はじめまして。運営者の「やわ」と申します。教育業界に携わり、その中で意識したことや学ぶべきことを皆様にシェアさせて頂ければと思い開設しました。
私自身、10年間教育業界に携わり、いろいろな経験をしました。その中で、知っておいた方がよかったこと、苦労したこと、教員としての考え方などを皆様にシェアできればと考えております。これからも教育業界に携わっていく中で、自身としてももっともっと成長したいので、皆様とこのブログを通して繋がっていければいいなと考えております。
4月も近づき、配属校では右も左もわからぬまま4月早々に学校がスタート。毎日が怒涛の日々であっという間に1日が終了していきます。私もそうでした。そんな私が、1年目〜2年目に意識して行ったこと、その中で見えてきたことを紹介したいと思います。
とにかく意識したことは3つ。まず1つ目。
①自分の模範となる先生を見つけ、しつこいくらいについていく。
初年度は副担任として勤務校に配属されました。(副担任は担任の補助)その時思ったのは、周りの先生は誰も手取り足取り教えてくれないということでした。

え?誰も教えてくれないの?汗 やばい・・・
そこで、私は黙っていても何にもならないと思い、全クラスのHRを見学をするところから始まりました。各クラスを見学をして思ったこと。

各クラスの生徒の雰囲気が全然違う・・・担任も生徒の関わり方に色がある・・・
遅刻の時間が8時35分だったのですが、教室のドアの前で「おはよう!」と元気に挨拶し、遅刻を厳密にとる先生もいれば、8時38分になって入室する先生。HRが始まると連絡プラスαで話しをする先生や、朝の連絡事項だけ話しをする先生。(連絡おじさんと呼んでいました)
初年度の私は各先生ごとの温度差に衝撃を受けました。
各クラスを周り「自分もこうなりたい!」と思った先生に

先生!!1年間マンツーマンで学ばせてください!!

全然いいよ!こちらこそよろしく!!
と快く快諾してくれ1年間その先生の付き人?のような形で学ばせていただきました。(クラス懇談会、3者面談等・・・学校によっては、それがNGのところもあるかもしれません。)また、この詳細は別の機会に書かせていただきたいと思います。この経験があったから、今の自分のスタイルがあると言っても過言ではありません。
②学ぶべきクラス(先生)を見つけ、自分に落とし込む。
これは、大きく3つあります。
◆クラス目標が明確にあるクラス(掲示されていればベスト)
クラス目標はほとんどの先生が年度当初に立てます。しかし、このクラス目標を言葉を噛み砕いて生徒に伝えていない先生がほとんどなのが実情であると感じます。この目標をなぜ守らなくてはいけないのか。この目標を守ることによって自分と周りはどんな変化をするのか。具体的に話しを落とし込んでいかなければならないと伝わらないと思います。
例:姿勢を正して授業を受けましょう!←なぜ姿勢を正さなくてはいけないのか。正すことでどんな変化があるのか。
◆ロッカーの上に私物が置かれていないクラス
私の経験上、私物が無造作に置かれているクラスは規律が曖昧なクラスであると思います。やはり集団行動を行なっていく上で、規律やルールは重要です。綺麗なクラスや整理整頓がちゃんとできているクラスはクラス運営も上手くいっていることが多いです。
◆黒板の溝がちゃんと掃除されているクラス
黒板の溝なんて関係ある?と思っている方も多いのではないでしょうか?私は、この黒板の溝もチェックポイントだと考えています。(最近は、ホワイトボードのクラスも多いです。)なぜなら、掃除をするのがめんどくさい箇所だからです。手と服が汚れるという理由で、綺麗にしないorそもそも気にしたことがなかった。という先生がほとんどです。先生が仕事をする聖域なので、綺麗にすべき場所だと考えています。ここが汚いということは、仕事をする場所を適当に管理する人という見方もできてしまいます。
なんだよ・・・簡単なことじゃん。と思うかもしれませんが、この3点を意識できているクラスは少ないのではと思います。
③教材研究に死ぬほど時間をかける。
初年度は睡眠時間3時間の毎日でした。学校では先輩の授業を毎時間見学させてもらい(録音をして教材研究)、放課後は部活動。部活動終了後に学校で2時間教材研究、帰宅後にまた教材研究。(授業の録音を聞きながら)自転車操業の毎日でしたが、授業の進め方やポイント、面白い授業をやるコツなどはわからないので、毎日が戦いでした。(今でもこの教材研究の時間はかなり費やしています)
そんな経験が今の自分のスタイルを築いています。ものすごいしんどいですが、やっぱりやればやるだけ授業へ深みが出てくるので、それが生徒への信頼関係へと繋がってきます。これは本当にやっておいてよかったな・・・と思うポイントです。
まとめ
①自分の見本となる先生を見つけるべし!
②学ぶべきクラス・先生の見つけ方はクラスを隅々見学するべし!
③教材研究は時間を費やせば費やすほど深みが増し、生徒の信頼へと繋がる。
これからも、こういったことをシェアしていきたいと思います。少しでも参考になっていただけたら幸いです。読んでいただきありがとうございました。
コメント
Hi, this is a comment.
To get started with moderating, editing, and deleting comments, please visit the Comments screen in the dashboard.
Commenter avatars come from Gravatar.