久しぶりの投稿となってしまいました。。。
読んでいただいている人がいるのが、とても励みです。
最近では、サッカーという競技の難しさを痛感しています。
やっぱり、この競技ほど「人間性」が出るスポーツはないのではないだろうか。。。と考えてしまいます。
私がいうこの人間性というのは、プレーはもちろん言動、立ち振る舞い、取り組み方等多岐に渡ります。これは選手のみならず、私たち指導者にも強く感じます。
先日、私のチームの選手がユースレフリーとして副審を行いました。もちろん、選手たちは手を抜くことなく一生懸命行いました。
しかし、試合中の片方のチームの監督・スタッフからは、
「どこ見てんだ!マイボールだろ!」
「ファールだろ!なんで取らないのよ」
などのクレームの嵐。
終わった後、副審をやってくれた選手からは、
「悲しい気持ちになりました。」「あんな言われるのだったら、もうやりたくないです。」
大の大人がこういった発言をしてしまう環境に目を疑いました。
もちろん、選手と共に監督、スタッフは戦っています。力が入ってしまうこともありますが、暴言は違います。
こんなクレームを言う暇があったら、自分のチームの選手を伸ばせ!と思ってしまいました。笑
私は、自分のチームの選手には、
「絶対にノークレーム。ボールが外に出ても、プレー時間は長くできるように、早くやれ。尚且つ、ボールが転がる時間を長くしろ」
と言うことを伝えています。
大人が成長しないと選手も成長しない。つくづく感じた場面でした。
価値観の違い
今、私はヘッドコーチとしてチームに関わっています。
その中で、監督は
「うちのチームはボールを繋ぐチームです。」と言うことを主張する。
しかし、私からすると「どこが繋いでいるの?後ろで繋いでるだけで、誰でもできるでしょ。」と思ってしまします。
やっぱりこれも「価値観」の違いが大きく、プライドの高い人に限って素直に現状の把握ができません。
私が見ているカテゴリーが良いと言うわけではありませんが、やっぱり指導者のフットボールの哲学を言語化し伝えていくことが重要であると日々痛感しています。
今では、4局面(攻撃・守備・攻守・守攻)と表現することも少なくなってきました。この4局面の境目を限りなく小さくしたいから今では、「保持」「非保持」と表現するようになっています。
保持と非保持の整理は常にしないといけませんし、指導者が時代の波に乗り遅れたら今の選手にはこの程度の指導者ね。。。と見られてしまいます。
毎日のTRが選手との戦いであり、絶対に手を抜けない場所です。
どんなに成績を残しても、どんなに歳を重ねても
「謙虚に貪欲に」
学んでいくことが重要であると痛感しています。
もっと私なりのフットボールができるように、貪欲に学びたいと思います。
最後に
最近では、休みの日には朝6時30分〜1種の指導も始めました。
なかなか思うようにいかないですが、経験してみないとわからないことだらけ。
今やれることは全力でやっていきます。
今回も、お読みいただきありがとうございました。
コメントお待ちしております。
コメント