言語化の重要性

指導者

久しぶりの投稿となってしまいました。申し訳ありません。

1年ももう残すところあと少しとなりました。みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

私は、少しずつではありますが、今後やって行きたいことを少しずつ具現化させていくために行動しております。

今日は、「言語化の重要性」についてお話しできればと思います。

言語化の難しさと無意識さ

教育の現場・部活動でも教員が、

もっとやれるだろ・・・頑張れ!

全然プレーに身が入ってない!集中しなさい!

と言われる&言われたことはありませんか?

こういった抽象的な言葉が仕事の場や教育の場においても、飛び交っているのではないかと思います。もちろん、この「頑張れ!」「集中しろ!」の言葉に相手との共通認識があれば全く問題ないと思います。

私は、高校時代のコーチからは、「メンタルが弱い」と言われ続けていました。当時、このメンタルが弱いということがどんなところで思われているかわからず、かなり苦労しました。(聞きに行けばよかったのですが・・・)

先日も、ある部活動での部活動での集合の際に、顧問のおじさん先生が

(雨が降っていました)

雨降って、寒いだろうからしっかりと体調管理を気をつけて、気をつけて帰るように。

そんなこと誰でも知っているわ!!それ今言う意味ないやろ!!と心の中で思ってしまいました。

しかし、多くの現場でこのようなことを言ってしまいがちではありませんか?

相手が「聞きたい!!」と思うような話ができるのが、その人の力量となるのではないでしょうか。多くの指導者がここまで意識できていないのではないかと思います。

伝えたいことをリサーチする

やっぱり、組織の長になる人は、その日の活動の中での気づきを言葉に言語化して、生徒(部下)へ指摘(フィードバック)しなければいけないと改めて思いました。

私が経験してきた中で、この人はすごいなと思う人は

その日、相手に伝えたいことをとことんリサーチできる人

が多いのが現状です。

相手に気づきを与えて、理解させるまでには指導者側にも相当量のリサーチが必要となります。そこで、重要となるのが「数字」です。

人は、何か情報を得るとき信憑性があるな・・・と感じるのはこの数字があるかないかで大きく異なります。

サッカーを例に出すと・・・

①蹴ってばっかりではダメだ!

②J1のアクチュアルプレーイングタイムはどれくらいか?これは55分である。プレミアリーグでは62分39秒となっている。どっちがいいサッカーするか?(人によって価値観は異なると思います。)蹴りこむばっかりでは、コートからボールが出てしまう。もっと距離感を近づけて、相手にボールを渡せ!!

これだと、あからさまではありますが、ほとんどの方が②の方が伝わりやすいと思ってくれると思います。どの現場でも、相手に伝えることを、数字にまで落とし込んで伝えていくことは必要だと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか。私も指導者としてまだまだ、成長していかなければいけませんが「相手に伝えること」の最も重要なことは、「この人の話を聞くことによって成長できる」と思わせたもん勝ちだと言うことです。

何か、ご意見等あればまたよろしくお願い致します。今回も、ありがとうございました。

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