「地域貢献」について

指導者

近頃、教育業界の中では、盛んに「地域貢献をしていきましょう!」と叫ばれています。

その政策を学校としてもしくは組織として、取り組むとなった場合、みなさんだったら何を思い浮かべますか?おそらく・・・

「老人ホームにいきましょう!」「地域のお祭りの運営をしましょう!」等が出てくると思います。

今回は、「地域貢献」というテーマで書かせていただければと思います。

地域貢献=奉仕活動

学校現場でもトップダウンで管理職が地域貢献を本校の生徒にも積極的に参加させていこう!と盛んに叫んでいます。私は、良い取り組みだと思うのですが、順番が違うのではないかと感じます。

もちろん近隣の老人ホームや近隣での活動へ積極的に参入し、貢献していくことも重要です。こういった活動を増やしていくことで、

本当に、ここの学校の生徒はよくやってくれる。

積極的にやってくれて、助かるよ!

と感じてくれる方も多くなると思います。もちろん、学校の評判も上がることでしょう。しかし、こういった取り組みよりも、先にやらなければならないことがあると思います。

「挨拶」「身なりを正す」「ゴミを拾う」

私は、この3つの取り組みを完璧に行なってから、「外部への発信」に繋げていくべきだと考えています。

もちろん外部の活動に参加することも大切です。しかし、この「当たり前」に思えることを生徒にちゃんと伝えていかなければならないということです。意外と、当たり前過ぎて「言わない」教員も多いと思います。

「挨拶」→元気よく、笑顔で地域の方に挨拶をする。

「身なりを正す」→制服をちゃんと着こなす。(絶対に着崩さない)

「ゴミを拾う」→自分達も毎日通う通学路のゴミを拾う。

この当たり前を徹底的に指導していくことが、地域貢献への第一歩だと考えています。また、こういったことに気を配ることによって、「人間性」の育成にもつながり、必然的に学業・部活動への取り組みも良くなります。

まとめ

今回は、「地域貢献」をテーマに書かせていただきました。意外とこの3つの点は盲点だったのではないでしょうか?私自身も、常にこの3つを肝に銘じて、生活していかなければいけませんね。

他にも、「こういった取り組みをしているよ!」等のご意見がありましたらシェアしていただけたら幸いです。

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