先日、私の師匠と話しをする機会がありました。
その話の中で、師匠の恩師である人の話をしてもらいました。今日はその話の中での気づきをみなさんにシェアできればと思います。
自分自身が良くなりたいと思い続ける
その恩師にあたる人はサッカーのコーチ1本で生計を立てていました。(ちなみに私の師匠にあたる人もサッカーコーチ1本で生計を立てています。)
その恩師は、こう言ったそうです。

サッカーコーチとして、生きていくには「攻撃」の話しができなかったらいる意味がない。
思えば、守備のやり方や方法はどんな指導者でもある程度教えることができます。
しかし、「攻撃」の話をしてもらったことがあるかというと、私の関わった指導者は抽象的なことでしか説明していなかったなと思いました。みなさんはいかがでしょうか。
もちろん「攻撃」は感覚的な所もあると思います。しかし、この「感覚」にあたるところも、こちら側がどうコーディネートしていくかが重要になってくるのではないでしょうか?
その恩師はこの「感覚」にあたる所を「言語化」することにかなり力を入れていたそうです。
「良い指導者」といわれると抽象的すぎて、色々な価値観が出てくると思いますが、この人は「良い指導者」であるために、「時間・身だしなみ・TRメニュー」にはかなりのこだわりを持っていたそう。
物を大事に使う・靴を磨く
TRの時間になると、ジャージ等は古臭い格好(私は見たことがありません)らしいのですが、シャツINをして、ピカピカの磨いてあるスパイクに高級なボールペンとメモ帳を持ってくるそう。
現在、FIFAでもユニフォームはINしなくても良いですが、その人は身なりをきちんとしたいという思いでシャツINをするそうです。また、スパイクも安いスパイクを黒い靴墨でピカピカに磨いてTRに参加するそう。

人に教えるということは、細かいところにも気を遣わなければならない。常に人に見られているという気持ちを持ち、選手に今日のTR「楽しかった」と思わせなければいけない。
その恩師の方のTRは「3対1のボール回し」を中心にメニューを組んでいたそう。

イメージとしては、この動画のUPで行なっている「3対1」。実際はもっと距離感を縮めて行います。
まとめ
今回は、「師匠の師匠」の話をシェアさせていただきました。
何が言いたかったかというと、尊敬できる人には必ず何かしらの「こだわり」があるということです。
私も、指導者として「こだわり」を持てるように頑張ります!!
今回も読んでいただき、ありがとうございました。ご意見等ありましたら、メールをいただけたら、幸いです。
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