年功序列の在り方(教育面)

指導者

日本はあらゆる面でまだまだ「年功序列」の文化です。

社会では、年齢が上がるほど給与面も上がっていきます。また、基本的には年齢が上に行くほど出世していきます。特に我々のような教育業界に携わっている人はこの現象は顕著です。

学校現場でも、1年生は良いけど、3年生になってくるとルーズになってくることが多いのではないでしょうか?これは、同じ「集団」「組織」にいることでの「慣れ」によって出てきてしまうのではないかと思います。

「慣れだれ崩れ」=去れ

この言葉は、「ライオンキング」などで知られる「劇団四季」に掲げられている標語です。これは劇団員に対する戒めの言葉として、浅利慶太氏の教えだそうです。

同じことを繰り返していると、人間は知らず知らずのうちに「慣れ」が生じ、慣れがやがて「だれ」となり、「崩れていく」という内容です。これは、私自身も肝に銘じておかなければならない言葉だと思っています。

「慣れ」→「時間」

この「慣れ」が一番出てきやすい面が「時間」だと思います。

まあーこれくらいでいいか・・・間に合うか・・・

と考えてしまうことはないでしょうか?これは、大人でもあると思います。

1年生のうちは、2時間も前に来てトレーニングをしているが、3年生になると5分前に来てトレーニングを行う。選手が諦めているのか・こなすためのトレーニングになっているかのどちらかだと思います。

なんのための、年功序列の文化なのか?

先輩が楽をしたいから、後輩に仕事をさせる。めんどくさいことは後輩に任せてしまう。このような集団は絶対にどこかでうまくいかなくなります。

やはり、あるべき姿は、先輩があらゆる面で率先して「やるべきことをやる」ことがより良い組織・集団を生んでいくと私は考えています。この行動にいかに早く

「見て・気付く・行動」までできるかだと思います。

例:先輩が物を持っていたら、代わりに持つこと。教員が何かやろうとしている時に早く気付き手伝うことができるか。

まとめ

この「年功序列」という文化をより良くしていくためには、先輩も後輩も「見て・気付く・行動」を意識して行うことがでいるかということと同時に、「人を大事にする」ということを忘れてはいけません。また、中堅やベテランになるほど、よりアラートに周りを見て変化をしていかなければいけません。この考え方、組織・集団を良くしていく条件だと思います。

 

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