最近では、部活動や学校生活の中でも上下関係を感じることは少なくなりました。
私が中学校・高校の時は「先輩=神様」という扱いでした。なぜなら、学年の絶対的な上下関係があったからです。
先輩へ「挨拶」をしなくて無視をした場合、部活動終了後(22時位?)に呼び出されて真っ暗闇の倉庫で先輩からぶっ飛ばされるような(手は出されていません。)儀式がありました。こんな儀式がしょっちゅうあったので、特に高校時代は「いかに教室を出ないで生活をできるか。」が求められました。笑
未だに私自身、「挨拶」や「周囲に気を遣う」ということは欠かさずにやっているつもりです。
私たちの時代のような、「上下関係」は必要ないと思いますが、日本の社会で生きていく上では、「挨拶」「気を遣う」ことは重要になってきます。重要となってくると同時に、武器になります。
そこで、今回は「挨拶」がなぜ重要なのか?をみなさんにも共有させていただければと思います。
挨拶=コミュニケーションの始まり
これは、師匠から聞いた話です。
あるプロのチームに練習生として参加した選手がいたそうです。その選手は、イヤホンをつけながら練習会場に来たそうです。結局、その練習生はその日でもう来なくていいと言われたそうです。
これには、2つ理由があるそうです。
①練習会場=戦う場所=仕事をする場所にルーズな雰囲気できた。
②イヤホンをしていて、「挨拶」が聞こえなくて無視をした。
この2つの理由を聞いて「そりゃー1日でクビになるわ!」と思う方も多いと思います。しかし、こういったことを当たり前にできる選手・生徒は少なくなっています。
これは、今までこんなことを言われてきたことがない or 教えてもらったことがないのどちらかだと思います。
私の場合、感じていかなければ集団の中で生き抜いていくことができませんでした。では、今の選手や生徒等には誰が指導していくのか・・・これは、指導者や先生、大人の人が教えていくしかないということです。
挨拶は自発的にするもの
「挨拶」は相手とコミュニケーションをとっていく中での、最初のコミュニケーションです。だから、自発的にするということは
「私はあなたとコミュニケーションをとります。よろしくお願いします。」
という意味であると私は考えています。
よく「あの人は全然挨拶を返してくれないから、オレも挨拶しない。」という者がいます。
やっぱり、「選手として」「人として」良くなりたかったらしっかりと自分から「挨拶」をしていくべきです。少なくとも、自発的にしていくことで自分にとってマイナスになることは絶対にないです。
私生活・学校内で気付いて自ら挨拶していくことがその選手の成長に繋がっていきます。(この気付きにはグランド内の現象でも同じです。気付きが早い選手はグランド内でも良いプレーが多くなるはずです。)
まとめ
今回は「挨拶」をテーマに書かせていただきました。当たり前のことですが、これができない者が多いのが現実です。なぜ、「挨拶」が重要なのかを自分なりの話しで子供たちに伝えていくことが、指導者・コーチ・教員・大人の役割となります。
挨拶だけいにフォーカスした記事となりましたが、他にも「こんな伝え方してるよ!」等、良い方法があればシェアしていただきたいと思います。
今回も拙い文章を読んでいただき、ありがとうございました。
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