働き方改革について

教育

今回のテーマは賛否両論あるのではないかと思います。

ここ数年の間で、「働き方改革」が各企業、学校現場でも進められています。これにより、「働く」という意識は若い人の間では、大きく基準・価値観の変化があったのではないでしょうか。

私個人としては、正直この働き方改革は不要なのではないかと思っています。

なぜ、私がそう考えるのかを少し書きたいと思います。

仕事は何のため?

働き方改革はそもそも誰のための何のためのものなのか?

これを話していくには、そもそも「仕事」とは何なのかを話す必要があります。

仕事は「人の役に立ち、人に喜んでもらうこと」

つまり人のためにどれだけ貢献することができるかが、大事なのではないかと考えています。

現在では多種多様な働き方が存在するようになりました。その多様な働き方の中で、一人ひとりがどのようにして、仕事を通して「生きがい・やりがい」を見つけていくかが重要なのではいかなと思います。

しかし、この仕事に対して一人ひとりの「価値観」は大きく異なります。

この仕事が「お金のため」「家族のため」という人や、「人のため」私たちの業界だったら「生徒のため」とベクトルは様々です。

この価値観のベクトルが様々な方向にあるからこそ、組織の中から不平不満が出てくるのだと考えています。教育業界を例に出すと、長時間労働・残業代ゼロ(給特法)・ブラックな環境等が挙げられることが多いですよね。

一方で、我々教職員が相手としている生徒は日々変化・成長し続けます。教職員の日々の姿勢・意識・言動等は生徒に常に観察されています。

だからこそ「準備」をしっかりと行い、生徒の変化に気づけるよう、緊張感を持ち続けながら仕事をしていかなければいけません。生徒の成長が目に見える変化となるまでは時間がかかりますが、時間をかければかけるほど生徒たちの成長に繋がると私は考えています。

生徒の成長という面で見ると、働き方改革にはメリット・デメリットが表裏一体なのではないかと考えています。

形式的な働き方改革

実際、私が働いている現場では「働き方改革」が行われているなと感じることはほぼありません。(形式的・やってますよアピール)

実態としては、多くの企業・学校でも多くの課題を抱えており、「働き方改革」なんて言っている暇なんてないよ・・・と思っているところがほとんどではないでしょうか。

もちろん学校現場で考えると、特色がなければ、少子化が進んでいく中で、生き残っていくことはできません。

だからといって、多くの政策(特色)を行い過ぎても業務過多となっていき、魅力は薄くなってしまいます(何を推し進めたいのかが薄まる)。

また、学校組織(全国的に)として、保守的なところもあり抜本的な改革を推し進めづらい点等が挙げられます。

自分の考え方を変えるしかない

結局、「組織」として見るとレスポンスは非常に悪いです。

そんな中で、異議を唱えるのはやっぱりナンセンスな話なのではないかなと考えています。結局、変えることができるのは、「自分だけ」なのです。

「何のために働いているのか?」

「お金・休み・家族のため」の場合、起業するということも考えても良いのではないでしょうか?

学校現場では、ブラック部活と言われがちですが、「部活動を指導したい」と思っている教員も多いのが現状です。(休みを度返ししても)

このコロナの影響で急速に私たちの働き方に対するイメージは変わりました。(私の友人はリモートワークを有効的に使い、沖縄で自然農業をやっています)

私も、今後自分のやりたいことにつなげていくために今の場所でやっています。

全て「人のせい」にするのではなく、「自分の意識を変化させてみる」ということをやってみても面白いのではないでしょうか。

まとめ

今回のテーマは、賛否両論ある内容だったと思います。もちろん国全体で見れば、働き方改革を進めるのは悪くないと思います。個人として、考えてみると色々と見えるものも増えてくるのではないでしょうか。

今回も読んでいただきありがとうございました。

 

 

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