梅雨明けも間近となり、いよいよ夏到来って感じの気候となってきました。
私はというと、休みなく選手たちと向き合う毎日です。
私の持つカテゴリーの選手はおよそ50人ほどいますが、私の伝え方が甘いからか・・・
なかなか思うような変化がおきないのが現状です。泣
2ヶ月間、コーチとして関わってきた中での気づきをシェアできればと思います。
目の前の「勝ち」に一喜一憂しない
指導者として、選手を試合に「勝たせる」ということは重要なことだと思います。
選手たちも、「勝利」という成功体験の中から多くのことを学んでいきます。
一方で、指導者はこの「勝ち」に拘り過ぎてはいけないなと感じるようになりました。
なぜなら、この「勝利」は日頃の積み重ねの結果に過ぎないからです。
先日、愛知県にある、とある大学の試合を観に行きました。
その大学さんは毎年、Jリーガーを輩出している大学です。
やはり、その試合にはJリーグのスカウトが4人も来ていて、興味のある選手には、

J関係者)今日のゲームはどうだった?
などのコミュニケーションをとっていたのですが、その大学の監督はというと・・・
Jリーグ関係者には一言だけ挨拶をして、そそくさとこちらに(師匠と2人で行き、師匠に向けて)向かって来て

監督)遠いところ、わざわざ申し訳ない。内容は全然ダメだったねー・・・
と師匠とだけは、会話を弾ませていました。
これには、私も度肝を抜かれ、普通だったらJリーグ関係者と会話をし、一人でも多くのプロを輩出したいと考えますが、
その監督はいい意味でそこは関係なく自分のサッカーの価値観が合う人としか話を弾ませないということを後から聞き、分かりました。
見に行った試合は結果的に言うと、負けてしまったのですが選手たちの様子は悔しそうというよりも、

選手)もっとあの時の距離感近くできたし、崩せたよな・・・
などの会話をし、次の試合・トレーニングに目を向けていました。
そこで気づいたのは、選手も監督も勝ち負けにそんなに拘っていないという事実でした。
結局、その大学の監督・選手ともに
日々のトレーニングのクオリティが高ければ後付けで結果がついてくるという
考えのもと、取り組んでいるということでした。
日々の練習や私生活の取り組み方が良ければ結果がついてくるという考え方に、衝撃を受けると同時に、こんな指導者にもなりたいし、こんな選手を育成したいと考えるようになりました。
周りの人は関係なく、常に自問自答し続けられる姿勢は私自身も襟を正す思いになり、現在は自分なりの哲学を選手に伝え続けているつもりです。
サッカーというスポーツを通しての、人間教育
選手はどの指導者・どの大人の人が見ても

指導者・大人)あの選手はいいよねー
とならなければいけないと思っています。これが、選手の競技人生の生命線だと思います。
同時に、指導者としてもこんな言葉を言われるような選手を育成したいと日々、自身も尽力しています。
サッカーの技術的な部分はもちろん、
一番重要なのは何事においても「手を抜かない」選手が評価されるべきだし、どんな場所でも重宝されるべきだと思っております。
少しでも、自分の関わる選手が、こういったことに気が付き、どこの場所に行っても「いいよねー」と評価されるようになりたいです。
まとめ
この2ヶ月間の学びと変化を共有させていただきました。
ちなみに
最後に、最近では川勝良一さんが挙げているTRがとても参考になっています。(大学生が上手。笑)
指導者側も日々、勉強しアップデートしていかなければいけませんね・・・
みなさんもおすすめの指導や、TRなどありましたら是非ご意見ください。
今回もご覧いただき、ありがとうございました。
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