大人になるまでに気づくべきこと

指導者

またも・・・久しぶりの投稿となってしまいました。

高校サッカー選手権大会も各都道府県で代表校が出揃いましたね。今年は、千葉から初出場する高校に注目しております。千葉県からは、代表校となっている学校は限られており、その牙城を崩しての初出場です。

私が指導を学んでいる学校も、準決勝で敗退となってしまいました。残念・・・

今回は、学校現場の中での気づきと再認識させられたことがあったので、共有させていただければと思います。

offの時の振る舞いの重要性

先日、定期考査がありました。

私の学校では、学力の高い上位150名(50人✖️3クラス)が集まるクラスがあります。他の通常クラスが6クラスで1学年9クラス編成となっております。

そこで試験監督として、多くのクラスにいき、気づいたことが3点あります。

①姿勢が崩れる

試験はみなさんも経験のある通り、通常の授業で行った内容しか問題として出題することはありません。あったとしても、応用問題が数題出る程度です。

上位クラスの生徒は、試験終了3分前でも全員が一生懸命問題に取りかかっていました。1問でも多く解く・点数を取りたいという気持ちが滲み出ていました。もちろん解き終わっている者がほとんどです。試験中に寝るような生徒はいません。

しかし、通常クラスになると学力の差があるせいなのか、50人中15人程度が机に突っ伏しているではありませんか。他にも姿勢が崩れながら、試験を受験している者も6名。

②靴が汚い

これも試験監督中に気づいたことですが、「姿勢悪い=靴の踵を踏んでいる」者であることに気づきました。

他にも、自分の上履きに落書きをしてしまっている者など、とにかく靴の履き方が汚い。

③教室が汚い(気になる生徒の周辺は特に)

普通であったら、ゴミ箱に捨てなければいけないような物も多数。掲示物なども乱雑に貼られており、汚く見えてしまう。関係のないことのように見えて、集団で活動する場の、環境整備はとても重要なのだなと再認識させられました。

この3点から言えることは

姿勢が崩れる=集中力が続かない(他のことをやる→靴の落書き等)=普段の授業もちゃんと取り組めていないからわからない問題ばかり=学校外の活動でも集中力が切れるor得意でないことは率先して行えない=あらゆる分野で活躍できない

この関係が成り立ってしまうなー・・・と試験監督をやりながら、思ってしまいました。この気づきを生徒たちに伝えなければいけませんが、これもなぜやらなくてはいけないのかという、「動機づけ」が重要となってきます。

集団行動の中で学ぶべきこと

まだまだ、日本は年功序列の文化と集団での規律を求められています。

もちろん、リモートワークも普及し顔と顔を合わせて仕事を行わなくても済む業種も増えてきました。しかし、少数派なのが現状です。

よく学校は「社会の縮図」であると言われますが、学習以外のことを伝えるのは、「学校」の役目ではないでしょうか。

相手が「何を考えているのか」「どうして欲しいのか」ということを察していく力がこれからの社会でずっと求められていく力だと考えます。

また、この力が「相手を敬う心・相手を思いやる気持ち」へと繋がっていき、「この人と一緒に仕事したい」と思ってもらえると同時に、魅力的な人に成長していくのだと思います。

私は、こう言ったことをアドバイスできる指導者でありたいと思います。

まとめ

今回は、サッカーでも共通することですが、教育の現場で気づいたことをシェアさせていただきました。次回はサッカー指導での気づきをシェアさせていただきたいと思います。

今回もご覧いただき、ありがとうございました。

 

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